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フォロワーは増えるのにクライアントは増えない:他人の目でプロフィールを点検する

フォロワーは増えるのにクライアントは増えない:他人の目でプロフィールを点検する

フォロワー数は増えているのにクライアント数が横ばいなら、問題はたいていアルゴリズムやコンテンツではなく、プロフィールそのもの です。あなたを初めて見た人は、プロフィールを数秒眺めて3つのことを理解しようとします。誰を助けているのか、何で助けているのか、そしてここからどう始めればいいのか。この3つの答えがプロフィールにないと、関心はフォローボタンで止まり、メッセージにはつながりません。

この記事は、自分の目ではなく、あなたをまったく知らない人の目でプロフィールを点検するための方法です。最後に、チェックリスト、架空のトレーナーを使ったプロフィール文のビフォー・アフター例、そしてプロフィールのリンク先をどこにすべきかについての明確な提案があります。

フォロワーはなぜクライアントにならないのか?

フォロワーとクライアントの間には橋があります。それがプロフィールです。コンテンツは人をプロフィールまで連れてきて、プロフィールは「この人は自分に合っているのか?」という問いに答えます。ほとんどのトレーナーのプロフィールはこの問いに答えていません。訪問者の 悩み ではなく、トレーナー 自身 のことを語っているからです。

よく見られるパターンをいくつか挙げます。

  • プロフィール文に4つの肩書きが並んでいる:「PT / オンラインコーチ / メディカルトレーナー / コンテスト準備」。訪問者は自分がどれを目当てに来たのかわかりません。
  • 資格の略称がずらり。あなたにとっては努力の証ですが、他人にとっては意味のない文字の並びです。
  • リンクの先が、空のWhatsAppの番号。何を書けばいいかわからないので、相手は書きません。
  • 直近9件の投稿のうち7件がトレーニング動画で、「あなたと取り組むとどんな感じなのか」という問いに答える投稿は1件もない。

どれも悪意や能力不足から生まれたものではありません。プロフィールは何年もかけて積み重なってできあがるもので、持ち主にはもう見えなくなっています。だからこそ、点検は他人の目で行う必要があります。

他人の目で見るとはどういうことか?

簡単な実験があります。あなたのことをまったく知らない人(親戚、ジムの外の友人)に、スマホでプロフィールを見せてください。10秒後にスマホを返してもらい、次の質問をします。

  1. この人は誰を助けている?
  2. 何で助けていて、最終的に何が変わる?
  3. この人と取り組みたいと思ったら、最初の一歩は何?
  4. 料金をどうやって話すのかわかる?
  5. リンクを押したら何が起きるか予想できる?

答えがあなたの頭の中にあるものと一致しなければ、プロフィールは役目を果たしていないということです。この実験は5分で終わり、多くの場合、何週間もコンテンツをつくるより多くのことを教えてくれます。

プロフィール点検の5つの質問とは?

次の表は、それぞれの質問、よくある失敗、より良いバージョンを並べたものです。

質問よくある失敗より良いバージョン
誰を助けているのか?「どなたにも合うプログラム」「デスクワーク中心で、朝にレッスンを受けたい大人の方」
何で、何が変わるのか?「健康的な生活、引き締まった体」「腰痛なしで筋力をつける、12週間でトレーニングを習慣にする」
どう始めるのか?何も書いていない「最初の一歩:30分の顔合わせと評価のレッスン」
料金はどう話すのか?「料金はDMで」、または何もなし「パッケージと流れはリンクに。料金はWhatsAppで一緒に確定します」
リンクはどこに飛ぶのか?空のWhatsApp、ボタンが9個あるリンク集1枚のページ:誰か、何をするか、パッケージ、連絡ボタンは1つ

誰を助けているのか?

これがいちばん難しい質問です。対象を選ぶと、それ以外の人を締め出しているように感じるからです。でもプロフィール文は契約書ではなく、看板です。「デスクワークの方」と書いたからといって、学生や退職した人を断るわけではありません。ふさわしい人が「これは自分のことだ」と思いやすくなるだけです。対象の選び方をもっと深く考えたいなら、自分のトレーナーブランドをゼロからつくるの記事がこのテーマを扱っています。

何で助けているのか?

ここには方法ではなく結果を書きます。「ファンクショナルトレーニング」は方法で、「階段を上っても息が切れない」は結果です。訪問者は方法を評価できませんが、結果は思い描けます。

どう始めるのか?

プロフィールでいちばん抜け落ちやすい部分です。人は最初の一歩がわからないと、先延ばしにします。「最初の一歩は無料の評価」や「初週は顔合わせのレッスン」といったひと言があるだけで、「連絡してみようかな」という迷いは大きく減ります。

料金はどう話すのか?

料金をプロフィール文に書く必要はありません。でも料金を どう 話すのかをあいまいにしておくと、人はまったく連絡してこないか、「料金?」とひと言だけのメッセージを送ってくるかのどちらかになります。「パッケージはリンクに」と書くだけでも、ひとつの枠組みができます。パッケージの組み立て方の詳細はptのパッケージはどう価格設定すべきかの記事に、最初の料金の問い合わせへの返し方は料金はいくらですかと聞いてきた人への最初のメッセージの記事にあります。

リンクは何を開くのか?

これは下で別の見出しとして扱います。プロフィールのほかの部分がどれほど良くても、訪問者が決断するのは、たいていリンクが開くページの上だからです。

ビフォーとアフター:プロフィール文はどう変わるか?

架空のトレーナーを考えてみましょう。デニズ はイズミルのジムで働いていて、経験は6年、クライアントの多くは30〜45歳のオフィスワーカーです。

ビフォー:

Deniz K. | PT NASM-CPT | FMS | TRX | 栄養アドバイザー オンライン & 対面コーチング 💪 コンテスト準備 | 減量 | 筋肉づくり 📩 DM wa.me/90...

このプロフィール文には努力が詰まっていますが、他人から見ると答えがあいまいです。誰に? 全員に。何を? すべてを。どう始める? DMですが、何を書けばいいかわかりません。料金は? わかりません。リンクは? 空のチャット画面です。

アフター:

Deniz K. | パーソナルトレーナー、イズミル デスクワークの方に、痛みのない筋力と続くトレーニング習慣を 6年間、200人以上のクライアントとジムでマンツーマン 最初の一歩:30分の顔合わせと評価 パッケージと流れはこちら 👇

資格は消えたわけではなく、ハイライトやリンク先のページに移しました。プロフィール文はいまや一人の人に語りかけ、ひとつの結果を約束し、最初の一歩を伝えています。対象を絞ったからといって、デニズに届くメッセージの数が減るわけではありません。たいていはメッセージの質が上がります。連絡してくる人は、自分が何を求めているのかをすでにわかっているからです。

プロフィールのリンクはどこに飛ばすべきか?

プロフィールのリンクは、プロフィールのほかの部分が約束したことを果たすべき場所です。よくある3つの選択肢と、それぞれがもたらすものを見てみましょう。

  1. 空のWhatsAppチャット。 速いけれど、訪問者に何の情報も渡しません。何を書けばいいかわからず、多くの人は「料金?」とだけ書くか、まったく書きません。
  2. ボタンがたくさんあるリンク集。 YouTube、ポッドキャスト、割引コード、昔のキャンペーン... 決めたいと思っている人の気を散らします。
  3. 目的がひとつのページ。 あなたが誰か、誰を助けているのか、パッケージに何が含まれるのか、そして「WhatsAppで連絡する」ボタンがひとつ。これがいちばん結果につながります。

目的がひとつのページに必要なもの:

  • ひと言の約束(プロフィール文と同じ言葉づかいで)
  • 短い「あなたと取り組むとどうなるのか」のセクション:最初の1週間に何が起きるのか、週に何回のレッスンか、進歩をどう追うのか
  • 2〜3種類のパッケージ(レッスン回数と期間つき)
  • クライアントの声(許可を得た、短い、本物のもの)
  • 連絡ボタンはひとつだけ、できればあらかじめ文面が入ったメッセージつき(「こんにちは、12回パッケージについて詳しく知りたいです」)

あらかじめ用意したメッセージは小さなことに見えますが、「何て書こう」という壁を取り払い、あなたも最初のメッセージで相手がどのパッケージに興味があるのかわかります。

FitBrandでは、どのトレーナーにも あなたの名前.fitbrand.app というアドレスでこうしたページが用意されます。パッケージが一覧で表示され、訪問者は興味のあるパッケージ名があらかじめ入ったWhatsAppメッセージであなたに連絡できます。

プロフィール点検チェックリスト

このリストをスマホで開き、自分のプロフィールを見ながら、各項目に正直にイエスかノーで答えてください。

  • プロフィール文の1行目に、誰を助けているのかが書いてある
  • 方法ではなく、クライアントが体験する変化を書いた
  • 肩書きは4つではなく、ひとつだけ使っている
  • 自分の街、または対面かオンラインかを明記した
  • 最初の一歩(顔合わせのレッスン、評価)がはっきり書いてある
  • 料金をどう話すのかがわかる
  • リンクは目的がひとつのページに飛ぶ
  • リンク先のページに、パッケージと連絡ボタンがひとつある
  • ハイライトに「あなたと取り組むとどうなるのか」への答えがある
  • 直近9件の投稿のうち少なくとも2件が、クライアントのプロセスや結果を見せている
  • 他人に10秒見せて、5つの質問に正しく答えてもらえた

「イエス」が7つ以上なら、よいスタートです。5つ未満なら、新しいコンテンツをつくる前にプロフィールに1時間かけるほうが効果的です。コンテンツ側で何を投稿するかを考えているなら、snsでクライアントを獲得するの記事がそこから先を扱っています。

プロフィールが整うと、ほかに何が変わるか?

プロフィールがはっきりすると、届くメッセージの言葉づかいも変わります。「料金?」の代わりに、「デスクワークで腰が痛いのですが、朝のレッスンはありますか?」といったメッセージが届くようになります。こうしたメッセージは、相手がすでに自己紹介を済ませているので、商談を進めやすくしてくれます。

もうひとつあります。プロフィールは新しい人のためだけでなく、あなたを紹介してくれる既存のクライアントのためにもあります。クライアントが友人に「このトレーナー見てみて」と言ったとき、その友人はプロフィールを見ます。プロフィールがはっきりしていなければ、紹介は途中で止まってしまいます。

どこから始めればいいか?

  1. 今日、他人にプロフィールを10秒見せて、5つの質問をする。答えをメモしておく。
  2. プロフィール文の1行目を、「誰を助けているのか」の答えで書き直す。
  3. 資格の略称をプロフィール文から外し、ハイライトかリンク先のページに移す。
  4. 自分のリンクを、クライアントの目線で自分でタップしてみる。パッケージと連絡手段がひとつ見えなければ、まずそのページを直す。
  5. 1週間後、届いたメッセージの言葉づかいを見る。「料金?」というメッセージは減ったか?

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